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気の向くままに、イメージのままに、曲を聴きながら、携帯で書いたりしたものとか。 玉砕は覚悟のうち。
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自分とは、何なのだろう。
何時、何処で、何故。
この運命を与えられたのか。

違う色をたたえた目だけが知る、束縛された魂の連鎖。

***

まだ小さかった少女にふりかかったのは、おかしな終焉をとげた記憶の破片。

一人、
最後の巫女が残した恋心が縄を切った。
三人が無惨に消えて、一人は自分を選んで、一人は門の外。
黄泉は再び零に還る。

二人、
双人(ふたり)が一つになるはずだった。
捕まったことによって、全ては壊れて消え去り、紅い蝶は誘う。
二人が脆く消え、二人(四人)は儀式を行った。

三人、
純粋な気持ちは鏡を割ってもなお、立ちきれぬ。
一つの過ちにそこは永久の眠りと化した。
体に刺青(傷)を負いながら、大切な人を呼ぶその聲は屋敷の奥へ。
此岸で彼岸を見送る四人の心に残るココロ(思い出)

少女の片目に宿る意識が彼女に見せた現実。

見えないけど、見える。
いないけど、いる。
わからないけど、わかる。
知らないけど、知っている。

それは少女の目を喰らい、その目へ力を与える。故に少女は心という情(こころ)を閉ざした。

傷付けたくなかったから。

やがて消えてゆく感覚、溶けてゆく記憶。
灯台に咲いてゆく月蝕は笑いかけ、仮面は己を隠して流れてゆく。


少女は束縛された四人、
長い記憶と意識の形。

異なる片目は終わらない呪いと力の表れ。


狐面の向こうの顔は、窺えず。

少女こと、祐は同じ違う目を持つ四人目の子。
とりあえず、この子も違う目を持っていた前三人同様、霊やら儀式やらの影響で死んでしまったことになっています。
 あとはくれはの気まぐれで月蝕三人娘と生きてることにしたりしてますが。
前三人もそのうちに書きたいなとか思いつつ。祐はそんな彼らの記憶も意識も理解しようとした。
長い記憶の中、彼女の感情は埋もれてしまった、ともいえたり。その割には他人の感情に敏感に察知。
月の音が嫌い、流歌の弾くピアノをよく聞いていた。円香とは入院初日に喋った。
海咲とは四階であった。長四郎をおじさんと呼んだことも。
狐の面は祐の大切な物。

とりあえず、ここまで。

一人は『零~zero~』
二人は『零~紅い蝶~』
三人は『零~刺青ノ聲~』
少女は『零~月蝕の仮面~』
という設定で、文章に起こすときに単語を混ぜたくて混ぜたらこうなった。
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連載は挫折しやすい事を知り、短編をざかざかと書こうと決め、チマチマ更新予定。
リア友に教えちゃったから、あんまり変なのは載せないようにしてる。
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