飴玉を片手に、罫線の引かれた紙に綴る原料（ウタ）。
五線譜に書き込む、副材料（音）。
それらを形づける、香辛料（楽器）。

後は包み込む皿（歌う機械）。

仮面を付けたような世界（コンピュータ）なら、僕は『僕』で存在れる。
誰かを不幸にする存在ではなく。

そして彼はまた動画サイトに一つの動画を送り込んだ。
始まりの言葉はいつもおきまり。

『こんばんは。』

黒猫の夜想曲（ノクターン）。

単に書こうかと設定しまくっているものをちょっとだけ形にしようと思って書いただけ。
不幸の象徴とされる黒猫さんと幸福の象徴とされる白鼠さんのお話し。
似合わずに恋ものだったりするんだ。（アホ

あと十二支とか出てくるから、かなりフルバの影響を受けてるんじゃないかと考えた後に思ってしまった訳です。
まだちゃんとした名前決まってないから名前は出さない方向。
動画サイト・・・・わかるひとにはわかる。
気にしない。
ついでに『存在れる』は『あれる』。
上にふりがな付けようと思ったけどちょっとうまくいかなかったから諦めた。